この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
紅蓮の月~ゆめや~
第2章 紅蓮の月 一
「―なかなか見事であった」
 信長にしては珍しく直截な誉め言葉である。
「帰蝶」
 唐突に名を呼ばれ、帰蝶は顔を上げた。刹那、いきなり顎に手をかけて仰のかされた。間近に信長の顔が迫っている。侍女たちに言われるまでもなく、細面の端整な美男の信長である。
 今夜の信長は髪も茶筅髷ではなく、きちんと月代を剃って結い上げており、着物も着流しではなく袴をつけている。いつもの奇抜ないでたちではない信長を見るのは初めてであった。まるで別人かと思うほどの変わり様だ。
/255ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ