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WHITE TIGER
第2章 Bump
「ねぇねぇ、この人ヨッシーの後輩~?」

「ん?まぁ、そんなとこ。こいつこういう店には慣れてないから遊んでやってよ~」


は?遊ぶって、俺の事?

そりゃ正直こんな店には慣れてないけど…。


「いや、あの先輩…っ」

部長に誘われてこういう店に入った事はある。

しかし、その時はスナックだったし店もそこまで広くなかった。

この店はボックス席しかないみたいだけど、スナックにはママと向かい合わせになれるカウンター席もあった。

綺麗な美熟女のママがいて他の女の子もここまで着飾ってなかった。

平均年齢ももう少し上だったと思う。

ここにいる女の子は少なくとも俺と同い年か、俺より年下の可能性だってある。

「んな堅く考えねぇで、女友達と話す感じでいいんだって!」

既に出来上がってる先輩、俺の言葉なんて右から左に聞き流してるみたいだな。

こうなったらもう止めようがねぇんだよなぁ。



すると、さっきまで先輩の隣に座っていた女の子が先輩と向かい合うように座っている俺の両端に移動して腰を下ろしてきた。

先輩の"遊んでやってよ"という台詞の通り、今度は俺を接待するつもりらしいけど…


「私、リナ。よろしくね」

「私はサクラ。よろしく~」

「…永野 陽人です。よ、よろしく…」



…駄目だ。

俺、本当はこういう店とかこういうノリって苦手なんだよなぁ。

根っからの都会っ子じゃねぇから、こういう遊びにも慣れてねぇし、こういう派手な女性とも何を話せばいいかわかんねぇ。

先輩は産まれも育ちも都会っ子だし、こういう遊びもノリにも慣れてるみたいだけど。

…つーか、ヨッシーって呼ばれてるんだ。



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