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WHITE TIGER
第2章 Bump
な、何で舞がこんな所にいるんだ?
何でこんな店で働いてるんだ?
何だよそのドレスは…。
ドクドクと脈打つ心臓。
グラスを持つ手も微かに震えてる。
すると
「は?何言ってんだよ、永野。舞って誰だよ~?」
ハハッと笑う先輩の声でハッとした。
続いて目の前に立ってるこのお姉さんも
「くすくす。もしかして、昔の彼女と間違えてるんですか?」
…え?
舞、じゃない…?
「初めまして。愛-あい-です。"舞さん"じゃなくてごめんなさい」
「あ、愛さん…?」
俺の目の前でニコッと笑ったこの女性は舞ではなかった。
そっか。
そりゃそうだよな、んな訳ねぇよ。
だって、確か舞の彼氏は超がつく程の金持ちなんだから舞が働く必要はない。
況してや水商売なんて、あの男が許すはずもねぇ。
「す、すいません。知り合いに似てたもんだから、つい…」
舞が、こんな所にいるはずがないって考えたらわかることなのに
また、かかなくていい恥をかいてしまった。
「愛ちゃん、久しぶり~♪元気だったー?」
「元気だよ~♪ヨッシーはどう?相変わらず?」
先輩と話ながら然り気無く俺の隣に腰を下ろした愛さん。
「そいつ、俺の後輩の永野!こういう店に慣れてねぇからさ~」
「そうなんだ!宜しくね♪」
俺を見ながらニコッと笑ってくれた。
しかし、俺はさっきまでの酔いや吐き気が一気に引っ込んでしまった。
「おい、永野。お前愛ちゃんの事ガン見し過ぎだろー!愛ちゃんみたいなのがタイプなのかー?」
「やだ~。ヨッシーったら♪」
何でこんな店で働いてるんだ?
何だよそのドレスは…。
ドクドクと脈打つ心臓。
グラスを持つ手も微かに震えてる。
すると
「は?何言ってんだよ、永野。舞って誰だよ~?」
ハハッと笑う先輩の声でハッとした。
続いて目の前に立ってるこのお姉さんも
「くすくす。もしかして、昔の彼女と間違えてるんですか?」
…え?
舞、じゃない…?
「初めまして。愛-あい-です。"舞さん"じゃなくてごめんなさい」
「あ、愛さん…?」
俺の目の前でニコッと笑ったこの女性は舞ではなかった。
そっか。
そりゃそうだよな、んな訳ねぇよ。
だって、確か舞の彼氏は超がつく程の金持ちなんだから舞が働く必要はない。
況してや水商売なんて、あの男が許すはずもねぇ。
「す、すいません。知り合いに似てたもんだから、つい…」
舞が、こんな所にいるはずがないって考えたらわかることなのに
また、かかなくていい恥をかいてしまった。
「愛ちゃん、久しぶり~♪元気だったー?」
「元気だよ~♪ヨッシーはどう?相変わらず?」
先輩と話ながら然り気無く俺の隣に腰を下ろした愛さん。
「そいつ、俺の後輩の永野!こういう店に慣れてねぇからさ~」
「そうなんだ!宜しくね♪」
俺を見ながらニコッと笑ってくれた。
しかし、俺はさっきまでの酔いや吐き気が一気に引っ込んでしまった。
「おい、永野。お前愛ちゃんの事ガン見し過ぎだろー!愛ちゃんみたいなのがタイプなのかー?」
「やだ~。ヨッシーったら♪」