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奇竹先生の卑猥な日常
第1章 奇竹書店
 2階には、この日も客の姿がまばらだった。

 その理由は、2階にあるのが、漫画コーナーや成人向け書籍コーナーで、いずれの本もビニールで包まれており、立ち読みできない仕組みになっていたからだろう。

 それに対して、1階にある雑誌や書籍は、ほぼ全てが立ち読み可能な状態となっており、事実多くの人が立ち読みをしていた。




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