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奇竹先生の卑猥な日常
第3章 ヌードデッサン教室
 3分ほど経過した後、奇竹は今度は由梨花の正面へと移動しなおす。

 そして再び、乳首や股間の茂みをじっくり見つめていった。

 今度は由梨花にも様子を見られるため、奇竹の表情は真剣そのものだ。

 まるで、本当の芸術家のように。

 もっとも、そんな表情は言うまでもなくポーズに過ぎず、奇竹は芸術家からは程遠い人物だったのだが。



 全身をくまなく舐め回すように視姦されている由梨花にとっては、5分間が想像以上に長く感じられた。

「本番では、この4倍の20分間も静止していないといけない」と思うと、不安になってくる由梨花。



 やがて、ようやく奇竹のストップウォッチが音を立てた。




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