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短編集 ~書いてみたくなったので、書いてみました
第1章 壊れるほど愛して
これまで感じたことのない痛みをわたしに与えた。
 それからアナタは、暫くそれを何度となく繰り返し、わたしに振り下ろしていた。

「いやっ、やめてっ!!痛いっ、痛いっ!!」

「痛い?―――――それだけじゃないだろう?このバラ鞭を振り下ろすたびに君のアソコからは、大量の蜜が溢れている。」
 泣きながら見つめるわたしを見て、アナタは、何かを思いついたらしく、意味深な笑みを浮かべた。

 その刹那―――――、

 それまで微動だにしなかったバイブが急に激しく蠢きだしていた。
 その激しさに声も出せないでいると、アナタは、ソコに鞭を振り下ろしていた。

「いやぁぁぁぁぁぁっ!!」

 痛みと気持ちよさが交差して―――――、

「あああああぁぁぁぁぁ―――――っ」

 狂ったように喘いでいた―――――・・・・・。


「そろそろ君にご褒美をあげようね。
 君をみていたら、僕のほうもこんなになったよ。」
 そう言って、アナタは、おへそにまでそそり立った一物をわたしに見せ付けた。
 わたしは、舌先で、その先端を舐め始め、裏筋にも舌を這わせたあと、大きく口を開いて、飲み込んだ。
 顔を上下に何度も動かし、時には喉の奥にまでくわえ込んで刺激した。
 そして、アナタは、わたしの口の中で、欲望の証をはき出し、わたしは、それをゴクリ、と飲み干した。

「ああ、君は、なんて―――――・・・・・。
 君は、僕の総てを受け入れてくれるんだね。」
 じっとアナタを見上げるわたしの頬をアナタは、優しく撫でて、にっこりと微笑むと、わたしのアソコに挿れていたバイブを引き抜き、代わりに自身で一気に貫いた。

「あ、あああぁぁぁっ」
 アナタとひとつになれた喜びにうち震えているわたしに、アナタは、徐ろにキスをした。
 アナタの行動に驚いて、見つめていると、

「そんなに驚くことかな?恋人にキスすることは。
 君、だけだよ。 ―――――愛してるよ。」

「―――――!!」
 アナタの思ってもみない言葉に、涙が溢れた。
 ずっと、アナタには、愛されていないとばかり思っていた。愛してるのは、わたしだけだと・・・・・。
 アナタに抱かれるたび、戸惑いが増えるばかりだったのに、わたしを動けないように縛ったりするのは、アナタの愛情表現だったの?
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