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剛 ing 舞依
第11章 舞依と真弥
とのことで放課後
山野の家へ寄ることになった
山野の部屋もシンプルで落ち着ける
ま、女子の部屋となると
ドギマギしそうなもんだが
今はこっちも女子だからな
ただ、あまり突っ込んだ話になると
ボロが出そうな気がするので
気を付けないと…
って一昨日の感じだと大丈夫かな?
話も流れに沿えば
舞依の頭が上手く合わせてくれるし
「…しっかし、良いわね~舞依は~」
山野はジュースとお菓子を載せたお盆をテーブルに置くと両手で頬杖をついてこちらを見ながら呟いた
「ま、真弥だってその気になったらすぐ彼氏できそうじゃん、人気あるし~」
「そんなことないよ~」
「理想が高い?」
「ん~何か違う~」
「…好きな人いるの?」
「う~ん…嫉妬してるのかなぁ私…」
山野はそっぽ向いて呟いた
!?
嫉妬ってもしかして俺の事?
「…ね、もしかして真弥も剛くんのこと好きだったの?」
山野の方に回り込んで訊いてみる
「違うわよ~」
何だ、あっさり否定された…
「舞依が伊澤くんと付き合うようになってどんどんキレイになっていくの」
何か責めているような口調だ
「伊澤くんが舞依の魅力知って、引き出してる」
「?」
「私だけかと思ったの、舞依の魅力知ってるの」
「?」
「私が引き出したかったな~」
山野って何が言いたいんだ?
「…それで…舞依の唇欲しかったんだけどね~」
こっちの目を見て微笑む
?
?
!
俺?
いや、舞依?
山野ってそっち?!
山野の家へ寄ることになった
山野の部屋もシンプルで落ち着ける
ま、女子の部屋となると
ドギマギしそうなもんだが
今はこっちも女子だからな
ただ、あまり突っ込んだ話になると
ボロが出そうな気がするので
気を付けないと…
って一昨日の感じだと大丈夫かな?
話も流れに沿えば
舞依の頭が上手く合わせてくれるし
「…しっかし、良いわね~舞依は~」
山野はジュースとお菓子を載せたお盆をテーブルに置くと両手で頬杖をついてこちらを見ながら呟いた
「ま、真弥だってその気になったらすぐ彼氏できそうじゃん、人気あるし~」
「そんなことないよ~」
「理想が高い?」
「ん~何か違う~」
「…好きな人いるの?」
「う~ん…嫉妬してるのかなぁ私…」
山野はそっぽ向いて呟いた
!?
嫉妬ってもしかして俺の事?
「…ね、もしかして真弥も剛くんのこと好きだったの?」
山野の方に回り込んで訊いてみる
「違うわよ~」
何だ、あっさり否定された…
「舞依が伊澤くんと付き合うようになってどんどんキレイになっていくの」
何か責めているような口調だ
「伊澤くんが舞依の魅力知って、引き出してる」
「?」
「私だけかと思ったの、舞依の魅力知ってるの」
「?」
「私が引き出したかったな~」
山野って何が言いたいんだ?
「…それで…舞依の唇欲しかったんだけどね~」
こっちの目を見て微笑む
?
?
!
俺?
いや、舞依?
山野ってそっち?!