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剛 ing 舞依
第12章 DON FESTIVAL
そのすぐ後
お母さんが帰ってきたので
慌てて服を整えて平静を装う
お母さんは朝剛くんに壁ドンしてもらって
1日楽しく働けたと言って
また二人壁ドンで盛り上がってた


なんだか今日は壁ドン疲れと
口とアソコがポッカリ疲れた~


明けて今日は文化祭前日
授業は午前だけで午後は文化祭準備一色
教室の机椅子を1ヶ所にかためて飾り付け
2メートル四角の囲いを2つ
「ドン」に耐えられるよう壁際に設置し
天井と入口出口に暗幕を張って真っ暗にし
ピンクやオレンジの照明で雰囲気を出すとか
「Go room」と「Show room」の看板を掲げ
総合出口では
満足度に応じたハートマークを
3段階で投票するようになっていて
これで競うことになるらしい

「よくやるよ~」
テンションの高い剛くんと女子達が
いろいろとアイデアを出すと
頭は回るのでアドバイスは出るものの
みんなのアゲアゲムードにはついていけない
「全く~」
少し距離を置いて座っていると
剛くんに力仕事を手伝わされていたヒロも隣で呟く
「うちはお母さんも壁ドン好きなんだよね~」
「うちもお袋と妹…舞依さんはあまり好きじゃ無いようだけど…?」
「う~ん、ちょっと良さがわかんない」
「意外だなぁ、舞依さんこそ憧れてそうだけど」
「だって見てるだけじゃん」
「そうだけど、至近距離だから…ってそうか、剛と舞依さんはもっと先に行ってるから…?」
「あはは…」
「…剛のヤツ強引だったりして迷惑してないっスか?」
「そんなこと無いよ」
「アイツ突っ走るから、嫌だったら『嫌!』って言ってやって下さいよ」
「う、うん」
「言ってくれればシメてやりますから!」
なにぃっ?言うじゃねーか!
「大丈夫だって…剛くん優しいから」
「いやー舞依さんはまだまだアイツの本性知らないんですよ~」
「えーっ!オレって、いや剛くん悪い人じゃないよ~」
「いや、悪いってわけでも無いんだけど…やっぱ悪いところもあるなぁ…」
「オマ…」エに言われたくないっ!
「あ、いやいや…ひとのこと考えずに突っ走るからみんな振り回されるんっスよ」
「そうかなぁ~?」
「十分振り回されて見えますよ」
確かに…しかし今は俺のせいじゃないぞ…
「ま、困ったら遠慮なく相談して下さいよ」
「う、うん…ありがと」
何か複雑な申し出…
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