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剛 ing 舞依
第12章 DON FESTIVAL
1時間程してマジ逃げようと出口へ向かい
横目に投票箱の中が見えなくていいのに見えた

あれっ?
意外と『Go room』側も多い…
客数と比例してない?

各ブースからお客が出てきたので
廊下に出て見てみた

綾野のお客は楽しそうに投票し出ていく
それにひきかえ剛くんのお客は静かに
それでもハートマーク3つ入れていた
出ていく彼女を見ると
真っ赤な顔して、涙目だ
まさか中で脅してるんじゃないか?
…んな訳ないか
もう少し様子をみるか

「お帰りマイコ」
「彼氏が他の女と個室に居るんだもん、居たたまれないよね~」
「別にそれは良いんだけど…」
あれっ?さっきの娘だ…友達連れてきて…
迷わず右側『Go room』に並んだ

「…あ、こっちこっち~」
誰かに聞いて来たのか3人組も右へ並んだ

結構リピーターと口コミ客で
右側に列が伸びてくる
どうなってるんだ?

「剛くん何やってるの?」
昼に少し水を飲みに出てきたところで尋ねた
「え?負けてる?」
「そうじゃなくて、えらい人気よ!」
「あっそ」
「あっそ、じゃなくて、何で?」
「あのね、俺は伊澤剛だぜ?」
「…」
「けど中身は夢見る乙女、駿河舞依17歳。女子の気持ちは手に取るように分かるのよ」
なるほど!反則ギリギリの秘策だな
よしよし、ようやく安心できた~
午後はぶっちぎりで『Go room』に長蛇の列

安心したら気が抜けた
受付にいてもすることないし

しかしスゴイね
同級生から未だウブそうな下級生
上級生のおねーさんまで
みんなメロメロにして~

涙目に留まらず
ポロポロ泣いてる娘もいたりして

「あれマジ口説いてきてるわ~」
「私なんかキスされちゃった~」
ってオイオイ、そこまでするか?!
何やってんだか

あーあ暇だぁ~
ちょっと他所見に行こうかなぁ~
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