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剛 ing 舞依
第12章 DON FESTIVAL
10時、文化祭開始の放送が流れ
壁ドンROOMも開店だ
「頼むから負けるなよ~」
「うふっ、その涙目がイイね~」
ブースに入る前に抱擁されると
後ろから女子達の黄色い声が聞こえる
「負けたら逃げるぞ」
「安心しろって…ディープってアレを舐める時と同じようにすれば良いからさ」
耳元で剛くんが囁く
「バカーっ!」
「じゃあ」
ウインクと投げキッスをしながら暗幕に消えていく

アイツどうかしてるんじゃないか?
「ちょっとー伊澤くんカッコ良過ぎ~」
肘で突っつかれながら冷やかされる
「マンガかドラマみたい」
「ホント、マイコヒロインねぇー」
…まさかわざとやってるのか?
人前でイチャイチャしたり
綾野を挑発して競わせたりして
ドラマのヒロインに仕立ててるのか?

ってことは勝つ為の秘策でもあるのか?
必殺技…いや殺しちゃダメだ…いや必女殺技?
そんなのあるかよ~あ~逃げたい~
っとか思っているうちにお客が入ってきたので
受付の一角に座った

「おーい翔く~ん来たよ~」
7人の団体さんは綾野の友達らしく
左側の『Show room』に並び
つられて入ってきた二人組は空いている
右側の『Go room』に並んだ
その後もそんな感じで
綾野が声をかけたであろう知り合いがメインで
2つのブースには歴然とした差の列ができている
秘策どころか綾野の策に完敗じゃないか!
おまけに
綾野のブースは
キャッキャと笑い声が絶えないのに対し
剛くんのブースは人が入っても静かなものだ

今のうちに逃げようか…
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