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剛 ing 舞依
第12章 DON FESTIVAL
ギリギリ最後のエントリーで32番
もう半数は番号と名前を呼ばれて
舞台に上がって行っている
「…っトリーナンバー25番3年A組…」
軽音部が機材を持ち込む音に混じって
DJ風に紹介する体育館内のマイク音が
時折聞こえてくる
あれはD組のチャラ男だな

ん?そういえば前に並ぶ出場者は
みんなメークしてる
それに引き替えこっちはスッピン…
ま、それでも負ける気はしないが
念のためスカート丈をもう少し上げとくか

「バカ、マイコ、舞台下だと見えるわよ」
「いーじゃん別に減るもんでもないし」
列はどんどん中へ進む
「さーて、いよいよ最後ぉーエントリーナンバー32番、おっーと赤丸急上昇中の2年C組ウットリ姫、駿河舞依」
何なんだそのフレーズは!後でシメてやる!
っと睨んでたらダメだ、笑顔笑顔
袖から舞台の幕前に出る
観客席は半分ほど埋まっているようだが
薄暗いのとライトを当てられているのでよく見えない
「さぁーて出揃いました~投票よろしくお願いしまーすお手元の用紙に番号を1つ書いて、スタッフが投票ボックスを持って回るので投函下さーい。32名中上位10名が2選目に進みます」
しばらく立ち尽くしていると幕の後ろから楽器の音がし出し、投票ボックスも後ろまで回ったようだ
「さて投票も終わったようなので締め切らせていただきまーす、第2選目は次の幕間に行いますのでお楽しみにっ!では軽音部張り切ってどうぞ!」
とチャラ男がマイクを返し
ミスコン出場者はゾロゾロと舞台袖から退場して、体育館裏に待機した

そういえばこういう大会に出たことも無ければ
勝負がハッキリしないのも経験が無いので
ドキドキモノだ…
まぁ、負けてはないと思うのだが
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