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剛 ing 舞依
第4章 伊澤舞依と駿河剛
「駿河ちゃんお昼一緒にしよ」
昼休み
女子数人と弁当を食べることになった
華やかだなぁ~
男ばっかりのむさ苦しい昼休みとは違う

「ね、伊澤どうしちゃったの?」
「そうそう、別人みたい」
一人が口火を切ると
矢継ぎ早に質問が飛んでくる
「さっき理科の器材運んでたら『俺が持つよ』って運んでくれたのよ~」
「廊下の蛍光灯換えるのも手伝ってたし」
「私なんか『髪型似合ってるね』だって、びっくりしたわよ」
アイツ何やってんだか…
「見直した」
「そうそう」
「良いヤツだったんだ~」
「それが、ちょっとカッコ良く見えたのよ~」
「コラコラ、彼女の前で!」
「そうそう、駿河ちゃんのお手柄だもんね~」
「舞依と付き合ってから変わったんでしょ」
「よっ猛獣使いっ!」
俺、猛獣かよ…
でもま、お陰で女子受けが全然違うな
もうしばらく伊澤をやってもらってもいいな
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