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剛 ing 舞依
第6章 舞依
「舞依、おはよー」
朝、家を出たところで
伊澤がガバッと抱きついて来た
「おはよう、剛くん」
始めは恥ずかしいし
変な感じだったけど
…
慣れたし
なんだか心地良い…?
…
チュッ!
!!
バグしたままオデコに唇?!
「ば、バカ、何するんだ!」
「ははっ、舞依はカワイイなぁ~」
「あのな…自分でよく言うよ」
「だって…誰も言ってくれないもん」
「そんなことないだろ」
「…戻ったら…剛くん言ってくれる?」
「…も、もちろん」
「ホント?」
「…それより…本当に俺で良いのか?」
「何でよ~…もしかして剛くん、舞依のこと嫌い?」
「そんなことあるか!大好きだよ、決まってんだろ」
「よかった…私も…剛くんのこと大好きだよ」
「それこそ本当かよ。こうなってるから便宜上付き合ってるわけじゃなくて?」
「当たり前でしょ」
「俺よりカッコいいヤツいっぱいいるぜ」
「剛くんだってイイと思うけどなぁ…それに中身が大事よ」
「俺の中身かぁ~自信ねぇ~なぁ」
「…こっち見て、目を見て」
「…」
「私は剛くんが好きです」
「…って俺だ」
「うん、私に言ってもね~」
「でも、良かった、ホッとしたよ」
「じゃあ、戻ったら言ってね」
「ああ」
「ギューもしてよ」
「わかった」
「…チューも…」
「言われなくてもするよ」
「だって、嫌そうなんだもん」
「そりゃ~相手が舞依なら良いけど、俺じゃん!」
「そーだけど~」
「舞依は自分相手でも良いのかよ?」
「わ、私は別に…何か自分じゃないみたいで…何かホントにカワイイんだもん…剛くんが私になってた方がイイのかも…」
「何のこっちゃ…そう言うそっちも、俺でなくて舞依のままの方が良い伊澤剛なのかもな…」
俺が俺に戻ったら、またひんしゅく野郎に戻る可能性があるなぁ
…
今のうちに舞依を見習っておこう
朝、家を出たところで
伊澤がガバッと抱きついて来た
「おはよう、剛くん」
始めは恥ずかしいし
変な感じだったけど
…
慣れたし
なんだか心地良い…?
…
チュッ!
!!
バグしたままオデコに唇?!
「ば、バカ、何するんだ!」
「ははっ、舞依はカワイイなぁ~」
「あのな…自分でよく言うよ」
「だって…誰も言ってくれないもん」
「そんなことないだろ」
「…戻ったら…剛くん言ってくれる?」
「…も、もちろん」
「ホント?」
「…それより…本当に俺で良いのか?」
「何でよ~…もしかして剛くん、舞依のこと嫌い?」
「そんなことあるか!大好きだよ、決まってんだろ」
「よかった…私も…剛くんのこと大好きだよ」
「それこそ本当かよ。こうなってるから便宜上付き合ってるわけじゃなくて?」
「当たり前でしょ」
「俺よりカッコいいヤツいっぱいいるぜ」
「剛くんだってイイと思うけどなぁ…それに中身が大事よ」
「俺の中身かぁ~自信ねぇ~なぁ」
「…こっち見て、目を見て」
「…」
「私は剛くんが好きです」
「…って俺だ」
「うん、私に言ってもね~」
「でも、良かった、ホッとしたよ」
「じゃあ、戻ったら言ってね」
「ああ」
「ギューもしてよ」
「わかった」
「…チューも…」
「言われなくてもするよ」
「だって、嫌そうなんだもん」
「そりゃ~相手が舞依なら良いけど、俺じゃん!」
「そーだけど~」
「舞依は自分相手でも良いのかよ?」
「わ、私は別に…何か自分じゃないみたいで…何かホントにカワイイんだもん…剛くんが私になってた方がイイのかも…」
「何のこっちゃ…そう言うそっちも、俺でなくて舞依のままの方が良い伊澤剛なのかもな…」
俺が俺に戻ったら、またひんしゅく野郎に戻る可能性があるなぁ
…
今のうちに舞依を見習っておこう