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剛 ing 舞依
第8章 剛 room
~♪
ー剛くんー
「もしもし、おはよー剛くん」
「剛くん…」
舞依?
こっちも舞依になってたから少々混乱
「舞依、どうした?」
「ちょっと来て…何か大変な事になったみたい」
「えっ!どうした?今どこ?」
「部屋にいるんだけど…」
「分かった、すぐ行く!」
そのまま部屋を出て階段を駆け降りる
馴れないブーツを履いているので
ドドドッと滑り落ちている感じだ
「あら、もう出掛けるの?朝ごはんは?」
「いらないっ、行ってきます!」
廊下も滑るように抜けて玄関を飛び出す!
っかし底の狭い靴ってバランス悪い!
竹馬で走ってるようなもんだ…

伊澤家の前で一度立ち止まり
服装と息を整える
そのまま飛び込んだら
舞依の印象が悪くなるからな
「…おはようございます…」
シーンとしている
「…おじゃましまーす…」
戸を開けて玄関に入る
誰もいないのかな?
靴を脱ごうとしたけど脱げない!

玄関に腰を下ろして
ブーツを片方ずつ両手で引っ張り抜く
おしゃれだが実用には問題あるな

とか反省してる場合じゃなかった!
階段を駆け上がり部屋の戸を開ける
「…あ、剛くん…」
伊澤はベッドに寝ていた
「どうした?具合が悪いのか?」
「それが…足が動かないの…」
「足が?どれ、見せて…」
布団を剥ぐってパジャマズボンを捲る
「…」
「…ど、どう?」
「パンパンだなぁ…筋肉痛だよ」
「筋肉痛?」
「…ほら昨日一日中走り回ったって」
「あ…そうか…治る?」
「当たり前だ、休んでりゃ治るよ」
「ああ良かった~救急車呼ぼうか迷ったの~」
「バカっ、医者に怒られるぞ」
「…」
「ま、良かった、それしきで」
「ごめんなさい」
「謝んなよ…そういえば親は?」
「あ、マリーとツヨシはライブハウス巡りに行ったわよ、同期生が出てるんだって」
「何の事やらさっぱり分からん…」
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