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永遠の恋
第2章 決意

雅敏も「母さん……栞奈は貴方に似て頑固だ……
もう決めたんなら…こいつは産む
この家を出て一人になってたとしても……栞奈は産むだろう
なら支えてやろうよ……
皆で支えて産ませてやろうよ……」と母を説得した
栞は「そうね……栞奈は頑固だものね……
産むと決めた以上は……人一人の人生を背負う重さを……
ちゃんと頭に入れておきなさい!
子供は玩具とは違うのよ!
日々愛して育てなきゃいけないの!
それが無理だと想うなら……下ろしなさい……
産むというなら約束しなさい
貴方の子を絶対に肩身の狭い想いや淋しい想いをさせないって!」と条件を出した
栞奈は迷うことなく口にした
「絶対に肩身の狭い想いや悲しい想いをさせない!
この子は私が愛して……育てると決めたの
この子をなくすという事は……命をなくすも同じ事だから……お願いします……産むのを許してください」
栞奈は深々と頭を下げ……許しを請うた

