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永遠の恋
第4章 神様……
「……え?何の事ですか?」
栞奈はしらばっくれた
「……妊娠……してるんでしょ?
ご近所の噂で聞いたわ」
「………絵里子さんには関係ない……と思います」
「………そのお腹の子……頼朝の子?」
絵里子は単刀直入に問い掛けると、栞奈は顔色を変えた
「………違います……」
「なら誰の子?家族は……誰の子か知ってるの?」
絵里子が問い掛けると応接間のドアが開いて栞奈の姉の美希が
「栞奈はお腹の子の父親のことは何一つ言わなかった
だから……聞かないでやってくれませんか?」
と絵里子に深々と頭を下げた
栞奈は美希に「……お姉ちゃん大丈夫だから……」と言い
応接間から出て行って貰った
「この子は私だけの子です」
栞奈はそう言った