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永遠の恋
第7章 変わり行く風景


「産めるのなら……産んであげて
栞奈にもそう言ったわ
私は……何度も中絶して子供が産めない体躯になった
そんな私が言う資格なんかないけど……
私は今すごく後悔してる
栞奈みたいに一人でも産む覚悟さえあれば……ってね
二度と子供が産めない体躯になって凄く思うの
だから……私みたいに後悔して欲しくないの
雅敏が父親になってやると言ってるんだから、なってもらいなよ
雅敏は昔から絵里子に片思いしてたんだから」

美希はそう言い友を抱き締めた

絵里子は泣き崩れた

雅敏は「絵里子のお腹の子の父親になるつもりです」と覚悟を告げた

栞は「めでたいわね!」と言いお酒を出し始めた

「頼朝、赤飯も注文してね!」

栞が言うと頼朝は注文を始めた

絵里子は泣いていた

雅敏は絵里子を抱き締めた

頼朝は姉に「素直になれば?」と声をかけた

絵里子は弟を見た

「雅敏の事……好きだよね姉さん
姉さんの不倫相手……雅敏によく似た年下の後輩じゃん
雅敏本人が手に入るなら会社、辞めれば?」

頼朝の言葉に絵里子は真っ赤な顔をした

頼朝は「栞奈、姉さんは素直じゃなくて駄目だね」と言った

栞奈は「頼朝も素直じゃないじゃん!」とじとっと睨まれた

背中に冷たい冷や汗が伝っていく………

「………栞奈?」

「私を捨てやがって!」

それを言われると降参するしかなかった

「………栞奈……虐めないで……」

「私だけを愛してよ
そしたら頼朝だけ愛してやるからさ!」

栞奈はそう言い笑った

一歩を抱き上げると、頼朝に渡した

「ぱぱちゃ」

一歩が頼朝に甘える

頼朝の息子だった



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