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あいの向こう側
第11章 痣が消えない
亜季がドアから半身を出して振り返してきた。
『タキさん結婚せえへんの?』
仕事を終え、
同僚と飲み屋に入った。
生ビール、レモンサワーを飲んだ辺りで同僚の1人・ミヤタが俺に絡む。
『あ、ちゃうわ再婚か』
関西弁のミヤタは、
冬に子供が産まれたばかりだ。
『えー、タキ相手居るわけ?』
もう1人・タブチが乗っかる。コイツは3男坊で実家から通勤しているのんびりした男。
『お前知らんの?
前に契約で来てた黒髪の大人しー子おったやろ。
話もせん子をどやって口説いたんか知らんけど同棲しとるで』
『代弁するなよ……
同棲なんかしてねえし』
タブチが椅子に仰け反って『うっそー。
タキ狡い………
俺一年ぐらいsexしてないのに。手コキ30分ばっか』風俗店の話だ。
『交際中が一番やりたい放題やぞ。
俺、昨日嫁の脚撫でたら鳩尾蹴られたしな〜。
…………亜季ちゃんええ子やん?』
『ええ子やで』
俺は関西弁を真似た。
『うわ、ムカつく!
お姉さーん、ジョッキ生3つ頼むわー。
何で結婚せえへんの?』
『まだ早くないか?
付き合って一年だし……』
『期間あんま関係無いって!
そら知り合って1ヶ月とかは無理やろうけど……
亜季ちゃん26?7?』
『6』
『あー、ほな絶対願望あるわ。
俺知っとるぞ?今日の昼のタコさんウィンナー』
『タキさん結婚せえへんの?』
仕事を終え、
同僚と飲み屋に入った。
生ビール、レモンサワーを飲んだ辺りで同僚の1人・ミヤタが俺に絡む。
『あ、ちゃうわ再婚か』
関西弁のミヤタは、
冬に子供が産まれたばかりだ。
『えー、タキ相手居るわけ?』
もう1人・タブチが乗っかる。コイツは3男坊で実家から通勤しているのんびりした男。
『お前知らんの?
前に契約で来てた黒髪の大人しー子おったやろ。
話もせん子をどやって口説いたんか知らんけど同棲しとるで』
『代弁するなよ……
同棲なんかしてねえし』
タブチが椅子に仰け反って『うっそー。
タキ狡い………
俺一年ぐらいsexしてないのに。手コキ30分ばっか』風俗店の話だ。
『交際中が一番やりたい放題やぞ。
俺、昨日嫁の脚撫でたら鳩尾蹴られたしな〜。
…………亜季ちゃんええ子やん?』
『ええ子やで』
俺は関西弁を真似た。
『うわ、ムカつく!
お姉さーん、ジョッキ生3つ頼むわー。
何で結婚せえへんの?』
『まだ早くないか?
付き合って一年だし……』
『期間あんま関係無いって!
そら知り合って1ヶ月とかは無理やろうけど……
亜季ちゃん26?7?』
『6』
『あー、ほな絶対願望あるわ。
俺知っとるぞ?今日の昼のタコさんウィンナー』