この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あいの向こう側
第12章 みなとみち
――――女性が好きという訳じゃない。
外語大時代も、
フランスに移住したあとも恋愛をしたのは男性ばかりだ。
どれも花火のように短く終わったけれど。
わたしは男性に抱かれることをsex(性交渉)だと認識しているごくごくノーマルな女だ。
だから、マリがそう言いながらわたしの下着をおろした時…………
拒まなかった自分が未だに分からない。
マリもニックと交わっていたのだから、
必ずしも同性愛者ではないはずだ。
だけど………
マリの指はわたしの脚の付け根にある花びらの、
敏感な一点を的確に捉えた。
わたしは戸惑いながらも『………ああっ、あっ…』
と声をあげた。
マリはそれを皮切りに、
わたしを全裸にして自分も服を脱ぎ美しい肢体を惜しげもなく晒し、
わたしの体のありとあらゆる点を弄り舐め、指を指し込んでは大きな胸に汗を浮かべた。
外語大時代も、
フランスに移住したあとも恋愛をしたのは男性ばかりだ。
どれも花火のように短く終わったけれど。
わたしは男性に抱かれることをsex(性交渉)だと認識しているごくごくノーマルな女だ。
だから、マリがそう言いながらわたしの下着をおろした時…………
拒まなかった自分が未だに分からない。
マリもニックと交わっていたのだから、
必ずしも同性愛者ではないはずだ。
だけど………
マリの指はわたしの脚の付け根にある花びらの、
敏感な一点を的確に捉えた。
わたしは戸惑いながらも『………ああっ、あっ…』
と声をあげた。
マリはそれを皮切りに、
わたしを全裸にして自分も服を脱ぎ美しい肢体を惜しげもなく晒し、
わたしの体のありとあらゆる点を弄り舐め、指を指し込んでは大きな胸に汗を浮かべた。