この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あいの向こう側
第13章 夏に飛び込んで
若菜とやらも『クジラ!
見た目イワシじゃん(笑)』
と大笑いしている。





明莉は酔うと笑い上戸だ。

どうやら若菜も同じらしい。




クジラと呼ばれた高校生風優男は、
嫌そうな顔をした。

目がパッチリと大きく、
女の子のようだ。

最近よく耳にするジェンダーレスという感じ。





明莉はクジラくんの嫌そうな表情に気づかない。





『あー…………………。
それ言ったら、
俺も「海塚青瑠【カイヅカセイル】」だから』
俺は自虐を含めつつ自分を指さしおどけた。



『そ~そ~(笑)
セイルって!帆って(笑)』
明莉がぎゃはははと笑いころげている。



俺は若干うんざりしながらも『じゃ、
俺シャワー浴びて寝ますんで』
とメンバーに片手を挙げた。


鯨くんがジッと俺を見ていた。







バスルームに入る。

シャワーノズルを持つ。


クジラ……………
エトウクジラ。

一文字変えるとザトウクジラじゃん。







俺は笑いがこみ上げてきた。

シャワーの湯を浴びながら、
しばらく笑いを堪えた…………………
/263ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ