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あいの向こう側
第13章 夏に飛び込んで
イベント会場に到着した俺は、
他の社員とともに今日行われるアーティストのトークイベントの予定を最終確認していた。


イベント会社というのは若手が多い。
社長は32歳だ。

社員数が少ない。
そのぶん一人ひとりの仕事量が多いうえ、やり甲斐がある。


いろんなジャンルのクリエイターと会えるのも勉強になる。



____野外ステージを設置し、
マイクスタンドを置く。
客席はパイプ椅子を50席用意した。
客入りの様子を見ながら増やす予定だ。

アーティストは最近テレビドラマでミュージシャン役をした新人の女の子。


まだブレイクには程遠い印象だけど。
話題性があり、ドラマがそこそこヒットしたからファンが増えたかもしれない。



ステージに上がってマイクの配線のチェックをした。


イベントは午後からだ。
現在午前10時。



アーティストの登場と客を待つだけ、となり俺はステージ上から辺りを見回す。


『先輩~~~!
何してるんですか?』
真衣が寄ってきた。


『上から見るとさ………
緊張しそうなもんだけど、ミュージシャンってスゴいよね。
歌うんだもんな』

『………………そーですね』
真衣の声が沈む。



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