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あいの向こう側
第14章 嗤う波
『タツキ…………
うそ………』



タツキは、カナの目の前で女の子の乳房を揉む。
『すごい大きいよね』
鼻息を荒くして。


『あんっ…………やだぁ、
タツキのイジワル』
女の子がカナの彼氏を呼び捨てにする…………
はぁはぁと悶えながら。



『タツキ……………………』

カナは金縛りにあったように動けない。







『ココも、
すっげ濡れてるね………』
タツキの右手は女の子の脚の付け根をまさぐった。


『あああんっ!』

ふたりは立てったまま、
脚を肩幅に広げて向きあう。
女の子の背後に岸壁があるのが見えた。

タツキが岸壁へと女の子を押しやり、
片脚を持ち上げる。





『…………い、いや…………
やめて、タツキ………………』
カナはガタガタ震え始めた。

逃げ出したいのに、
体が全く動かない。



タツキの唇が女の子の首筋に触れた。
そして筋肉質なタツキの腰が、
女の子の脚の付け根に押し込むように強く当たる。


ズプン!




波が弾けるような音。

タツキの大きな根が、
女の子を貫いた。



『ああん、すごっ…………!』
『すっげ締まってる………
気持ちいー…………こんなイイの初かも………』
タツキは前後に腰を振りながら話す。


女の子は片脚を掲げるように上げ、
天を仰ぎ『あああん、あん、あん!
すっごい………』と豊かな乳房をぶるんぶるん揺らす。



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