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あいの向こう側
第17章 たわわなbeach
そこかしこで、合法で女子の裸体が見ホーダイ。
『きゃっ取れないよ~』
ビーチバレーをしている茶色い髪の女の子が、
高く飛んだボールに右腕を伸ばした。
小さなビキニから膨らみがぶるんっと揺れるのを見ていた。
『ねぇ、かき氷食べに行こ?』
彼女が俺の腕に手を回し密着した。サングラスを直し、『うん、食べよう』と彼女と歩く。灼けるように熱い砂。
白い鎖骨の下の膨らみ。肋骨が浮き出そうな肌に細い腰周り。
縦長のへそ。
『かき氷よりさぁ…………』
俺は出店裏に彼女を引っ張り込んだ。
隣の店との隙間の、奥に入る。
彼女の首筋には白い砂が付いていた。
鎖骨までの黒髪がべたつきはり付いていた。
髪を避け、ザラリと舐めとる。
『………あっ、やだ………誰かに見られちゃうよ……』
と言いながら彼女も俺に抱き着いた。
裸の胸板にふにゃりと当たる僅かな膨らみ。
俺は彼女のビキニショーツを、
指先で摘まんでずらす。
中はねっちょりと熱く濡れていた。
『…………んっ、あぁっ………』弄る。
はぁはぁと息荒く俺にしがみつく彼女。
俺は左右を見て確認すると、
海パンを下ろして根を出した。
真正面から彼女に突き刺す。
膝を落として。
彼女は片脚を浮かし、
喉を仰け反らせる。
『だめぇ、誰かきちゃう…………』
とか言いながらこの濡れ方はなんだよ…
太陽が照りつける。
今週は毎日37℃らしい。
膝を深く落とす。
突き上げる。
彼女の手が俺の肩を掴んで、フレンチネイルの爪が食い込む。
暑い暑い夏。
日焼けした俺の肩にまとわりつく彼女の指先。
頭のなかでは、さっき見たビーチバレーの女の子のたわわな乳房がゆさゆさ揺れている。ボリューム感があったなぁ…………尻も腰もむっちりで。
『あん、ああっ…………』
声を抑えながら喘ぐ彼女に罪悪感は微塵もない。
たわわな果実が、揺れるビーチ。
夏がそうさせるんだよ、と心で気障なセリフを吐きながら、彼女を突き続けた。
〔終〕