この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あいの向こう側
第6章 水になる
『げっ………雪菜【ユキナ】……』
彼がぱっとわたしの手をはらう。



ユキナ…と呼ばれた女性は長くふわふわした茶髪で、白い肌に大きな瞳をしている。

美しい人だ。
スタイルも良い。

『ちょっとあんた、
最近帰ってこないと思ったら………!
オバサン!あんたどういうつもりなんだよ』


ユキナはわたしの胸を掴み、
詰め寄ってきた。


わたしは首を傾げ、
『………どういうつもり………奏多さんとsexするつもりよ』
と思った通りに述べた。


『はぁ?
ババァが何調子こいてんだよ!気味悪い!
奏多はあたしの彼氏なの!奏多、どっちを取るのよ?!』


彼は青ざめた顔でわたしを見た。

『………すみません、
由布子さん…………』

ユキナという女性の肩を抱えて背中を向けた。






わたしはぼんやりとその場に佇む。


ユキナという女性は美しかった。

美しいのに般若のような形相をしたら勿体ないわ………

そう思い、
自宅へ帰ることにした。





/263ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ