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あいの向こう側
第8章 はこにわ
………ああ。
和香【わか】は道端に座り込み空を見上げた。
暑い。
日差しがきつい8月。
アスファルトの地面は熱気をあげるようで、空気が茹だっている。
携帯扇子で顔を扇ぐ。
(あと5分くらいかな…)
彼が来るまでもう少し。
デニムミニスカートから伸びた脚は白くつるりとしている。
黒いミュールに、
スモークカラーのペディキュア。
トップスはタンクトップ一枚だった。
ネックレスと、バングルを装飾に使っている。
『あ』
このヒト………かなぁ。
『ワカちゃん?
俺、タカハルだけど』
痩せ型で背が高い。
大人しそうな雰囲気だ。
『はい。ワカです。
ご指名ありがとうございます!』
ワカはタカハルの腕を取り、
恋人のように組んで歩き出す。
和香【わか】は道端に座り込み空を見上げた。
暑い。
日差しがきつい8月。
アスファルトの地面は熱気をあげるようで、空気が茹だっている。
携帯扇子で顔を扇ぐ。
(あと5分くらいかな…)
彼が来るまでもう少し。
デニムミニスカートから伸びた脚は白くつるりとしている。
黒いミュールに、
スモークカラーのペディキュア。
トップスはタンクトップ一枚だった。
ネックレスと、バングルを装飾に使っている。
『あ』
このヒト………かなぁ。
『ワカちゃん?
俺、タカハルだけど』
痩せ型で背が高い。
大人しそうな雰囲気だ。
『はい。ワカです。
ご指名ありがとうございます!』
ワカはタカハルの腕を取り、
恋人のように組んで歩き出す。