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プリズムのかけら
第5章 Look At Me - 小暮Side
――榊に告白された日、同時に音楽室での高岡との情事を目撃されていたことも告白された。俺は高岡にはそのことは言えなかった……。そして一人ひっそりと、高岡としていたことを見られたという事実に興奮していた。それが俺の事を想っている榊だってことにも、興奮した……。けど俺はずっと、高岡のことしか考えられなかった。俺の童貞を捧げた高岡紗彩……。けど彼女は何人もの男と関係を持ち、最終的に他の男を選んで落ち着いてしまった。

俺も、誰かと落ち着きたい……。

高岡のことを諦めた俺は、そう思うようになった。もちろん真っ先に榊のことが浮かんだ。けど一途な想いがどんなものかわかっている以上、軽率な気持ちで利用するような真似はしちゃいけないと思った。俺は高岡に利用されてしまったのかもしれない。けど、男女が逆だ……。榊には何も言わず、受験に没頭して卒業までをやり過ごしていた。大学に行けばきっと、新しい出会いが待ってると信じて……。


けど想いがけず、榊は俺への想いをこんな形でぶつけてきた。青天の霹靂としか言いようがない。一体、キスもした事ない処女にいきなり自慰を見せつけられた男がどのぐらいいるんだ……?しかも俺のことを思い浮かべながら何度イッたかわからないぐらいシてる、とまで言ってくるなんて……。大胆、とかいうレベルじゃない。もはや豪快だ。

「んぁぁアッ……、も……イキそう……っ!あぁっ、アァァッ……!」

変態、という言葉が脳裏をよぎる。こいつ、変態……?変態、なのか……?榊が誰でもいいわけじゃないことはよく知ってる。俺じゃなきゃダメなのはよくわかってる……。でもフツー、こんなことするかよ……?AVとかでも女の子のオナニーを見たことがない俺は、こんなプレイをされて嫌悪するどころか、かつてないぐらいにいきり勃ってしまって自分の手でシコシコしごいている。俺も、変態……なのか……?
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