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禁断の果実 ―Forbidden fruits― 第1部
第78章                 

 気持ち良さ気な声を上げるヴィヴィから唇を離した匠海は、今度は両手で乳首を弄り始めた。

「さっきまであんなに柔らかかったのに、今はすごくつんとしてるな?」

「はぅっ だめぇ……っ そこ、ダっ んん……っ」

 乳首ばかり触られていると、なんだか頭がおかしくなりそうになる。

 神経が集まっているのか、優しく触れてくれているのに、それが余計気持ち良すぎて、腰に響く。

「駄目? でも止めてあげない」

「ぁんっ やっ じんじん、する、の……っ ぁあ……っ」

 ヴィヴィは瞳を細めて切なそうに喘ぐ。

「じんじん? 乳首が? それとも――」

 妹の顔を覗き込んだ匠海はそこまで言うと、ヴィヴィの耳に唇を寄せ、そこにふうと息を吹き込む。

「……もっと、深いところ?」

「……――っ あっ ちがっ ……っ やぁああんっ」

 匠海の言葉一つでヴィヴィの躰の奥がずくんと疼いたと思った瞬間、兄の右手がその疼いた場所の入り口へと触れてきた。

 切羽詰まった喘ぎをあげたヴィヴィに、匠海は宥める様に唇を重ねてきた。

 もちろんその右手は、潤い始めたヴィヴィの秘裂を柔らかく撫でている。

「んっ ふぅ……ん、 ……っ んん……っ」

(お兄ちゃんの指……ヴィヴィの、大事なところ……撫でて……)

 もう何度も触れられているのに、2ヶ月ぶりに感じるその感触に、ヴィヴィは少しの恐怖を感じ、咄嗟に兄の二の腕を両手で掴んだ。

「ん? 痛いか?」

 唇を離して尋ねてくる兄に、ヴィヴィは小さく首を振る。

「ひ、久しぶり、だから……」

「ああ、優しくするよ。もし痛かったら、言いなさい」

「うん……」

「ヴィクトリア、俺の舌、舐めて?」

「え……? う、うん」

 ヴィヴィは兄の指示の意図が分からなかったが、言われた通り、自分の前にぺろりと出された匠海の舌を、ぺろぺろと舐め始めた。

(なんか、変な、気分……キス、とも違うし……)

 けれど互いの粘膜を擦り合せるのは気持ちよく、ヴィヴィは無心に兄の舌を舐め上げた。

 そのうち、止められていた兄の指が、妹の秘裂の上をぬるぬると辿り始め、それにぴくぴく震え始めたヴィヴィは、舌を離してしまった。

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