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禁断の果実 ―Forbidden fruits― 第1部
第103章             

 兄の肩に両手を置いて、M字に開脚した脚の付け根で、逞しい昂ぶりを包み込みながら、温かく愛してあげる。

 くるくるに巻いた髪が、動く度に背中で跳ねて、その微かな感触にさえもぞくぞくして。

「ヴィクトリアのおっぱい、布越しにも分かるくらい立ってるな」

 言葉でそう苛めてくる匠海に、ヴィヴィは甘い喘ぎの中で「言っちゃダメ」と抵抗し。

「ふ、ほっぺ真っ赤にして、本当に天使みたいだ」

 妹の腰を優しく支えながら、そう囁いてくる匠海に、ヴィヴィの顔がさらに熱を持つ

「はぅっ あっ ぁあんっ お、兄ちゃん、はっ あ、悪魔、みたいっ」

 優しい睦言で蕩けせたかと思えば、意地悪い言葉で身も心も翻弄し、骨抜きにしてしまう兄は、本当に悪魔みたいだ。

「ほう? じゃあ、そろそろ悪魔を天国に連れて行って?」

「ん。いっぱい、気持ち良く、なってっ」

 更に腰を振る速度を上げたヴィヴィの中、どんどん兄の分身がこれ以上ないほどガチガチに硬くなり。

 自分の中でびくびくと震え始めた兄の様子に気づいたヴィヴィは、匠海の腰に自分の腰をぐっとと押し付けた。

 必然的に亀頭の先で持ち上げられる子宮口に苦しさを感じながらも、目の前の兄の美しい顔がこれ以上ないほど切なげに歪んでいる事の方が嬉しくて。

「おにぃ、ちゃっ ……っ あっ んぁあっ」

 兄の陰茎を奥深くまで迎え入れたまま、その腰の上で左右に腰を振れば、その小悪魔な催促に匠海の昂ぶりは爆発した。

「うぁっ くぁ……っっ ……っ」

 その兄の気持ち良さそうな喘ぎを聞いてホッとしたヴィヴィも、敏感な場所を暖かく濡らされたものに興奮し、

「ぁあんっ はぅ、あっ ぁ……っ ~~っ!!」

 まるでもっと頂戴と催促するかの様に、きゅんきゅんと兄を咀嚼する自分の肉ひだに、ヴィヴィの頭の中は真っ白に染め上げられた。

 息も詰まるほどの快楽の後、一瞬の硬直と、そして震え始めた妹の腰を、匠海が両手で抑え込んでいて。

「ぁ……っ ぁ~~、……ま、だ……、出て……っ」

 いっぺんに吐き出せなかったのか、はたまた新たに吐精したのか、ぴゅぴゅっと感じた兄のそれに、ヴィヴィは目蓋の後ろがちかちかと明滅するのを感じた。

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