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禁断の果実 ―Forbidden fruits― 第1部
第103章
軽い躰を持ち上げられて、下からぱちゅぱちゅと卑猥な音を立てながら突き上げられて。
あまりの激しさに、逃げるように目の前のシーツに両手を付けば、ベビードール越しに背中を愛されながら良いところを重点的に攻められて。
「おに、ぃちゃ……っ あ、も、むりぃ~~っ」
感じ過ぎて指先まで痺れるその愉悦に、ヴィヴィは限界を訴えた。
「じゃあ、そろそろ、イこうねっ」
匠海の首の後ろで両手を組まされて、仰け反ってしまう腰を両手でがっしり掴まれて。
大きく開いた人差し指と中指の間にふっくらと盛り上がった恥丘のその奥で、匠海はどくどくと白濁を妹の中に注ぎ込んだ。
その甘美な刺激に、きゅうううと締まる膣壁に、ヴィヴィのそこも達し。
兄の微かな脈動にさえ、敏感な膣粘膜が悦んで、なかなか浮上した意識が降りてきてくれない。
「ぁ……っ ふぁっ ……、ぁ……ぅっ」
(はぅう……っ お兄ちゃんの、白いの……、その掌の下で、いっぱい出されてるっ)
「……沢山、出しちゃった……」
そう耳元で囁きながら、妹の平らなお腹を撫でる匠海の掌に、ヴィヴィの躰が悦ぶ様にびくびくと震え上がる。
「ん……、いっぱ、い……」
「……分かるか?」
「……あった、かい、の……、奥……」
2度も出されて兄のものでたぷたぷの白い海で、子宮口が喜びにひくついているのが自分でも分かる。
「うん。ヴィクトリアの、大事な場所……」
左手で妹の全身を撫で擦りながら、右手の先ははずっと、ヴィヴィの柔らかな恥丘をふよふよと揉んで、摘まんでいて。
「……ん……」
(ヴィヴィの大事な場所に、お兄ちゃんがいるの……。お兄ちゃんだけなの、こんなことしていいのは……)
「掻き混ぜて、いいかな?」
「……っ!? あっ きてぇ……っ」
兄の確認に、そうされた時の気持ち良さを思い出したヴィヴィは、そうすぐに懇願した。
腰を掴まれて、のの字を描くように掻き回されて。
「ヴィクトリアっ ぐちゅぐちゅ、……ぁあっ」
「……っ はぅっ あっ あんっ」
粘度の高い兄の白濁を掻き混ぜる、ぎゅぷぎゅぷという卑猥な音にまで煽られて。
(ぁあっ 腰、蕩けちゃうぅ……っ)