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禁断の果実 ―Forbidden fruits― 第1部
第110章          

 あらすじは――、



 第1幕

 貴族のアルブレヒトは身分を偽り、踊りが好きな心臓の弱い村娘ジゼルと付き合っている。

 一方、ジゼルに恋する村の若者ヒラリオンは、アルブレヒトが貴族であることを知る。

 ある日、アルブレヒトの婚約者バチルダが狩りの途中に村を訪れる。

 ジゼルとバチルダは、互いに結婚を控えている事から仲良くなる。

 バチルダ一行が去ると、アルブレヒトが現れる。

 だが、村の若者ヒラリオンは「アルブレヒトがジゼルを騙している」と言い、角笛を吹きバチルダ一行を呼び戻す。

 ジゼルはアルブレヒトが自分を騙し、更にバチルダという婚約者がいることを知り。

 錯乱し、弱い心臓が持たずに死んでしまう。



 第2幕

 森の沼のほとりの墓場。

 結婚を前に亡くなった処女の、なれの果て “精霊ウィリ” 達が集まる場所。

 ウィリ達はここに迷い込んで来た者を、死ぬまで踊らせると言われていた。

 ウィリの女王ミルタは、同じ境遇で亡くなったジゼルを、ウィリの仲間に迎える。

 ジゼルの墓参りにやって来た村の若者ヒラリオンは、ウィリ達に休むことを許されず踊らされ、沼に追い立てられ死んでしまう。

 そこへジゼルの元恋人アルブレヒトが現れる。

 女王ミルタは彼も死に追いやろうとするが、ジゼルは裏切った恋人を守ろうと、女王に命乞いをする。

 アルブレヒトが最後の力を振り絞りながら踊り続けると、鐘が鳴り、朝の訪れと共に精霊ウィリ達は墓へに戻って行った。

 神々しい朝の光を浴びながら、ジゼルはアルブレヒトに別れを告げて消えて行く。



 盛大な拍手と共に行われるカーテンコール。

 自身も手が痛くなるくらい拍手を送りながらも、舞台の興奮が冷めやらずぽや~とし。

 会場が明るくなっても立とうとしないヴィヴィは、クリスに手を引かれて劇場を後にした。

 
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