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禁断の果実 ―Forbidden fruits― 第1部
第110章
「ん……」
嬉しそうにはにかんだヴィヴィに、傾けていた上半身を起こした匠海が言い含めてくる。
「だから、いっぱい “もぐもぐ” しようね」
(も、もぐもぐって……)
あまりの子供扱いに、今確かめなくてもいいと思うのだが、ヴィヴィは我慢ならずに聞いてしまう。
「……前から、思ってたん、だけど……」
「なんだい?」
「お兄ちゃん、ヴィヴィのこと、何歳児だと思ってるの?」
妹の意外な質問に、匠海は斜め上を見つめて首を傾げ、
「ん~~、3歳児?」
「んなっ!? さ、3……っ あ、あまりにも、ひどくない~~っ!?」
あまりの返事に変な声を上げたヴィヴィ。
「あはは。そうだな……。でも、ふっと脳裏に過ぎることがあるんだ。ヴィクトリアのちっちゃな頃が」
「ふうん……?」
懐かしそうに瞳を細める匠海も何だか麗しくて、ヴィヴィは見惚れながら先を促す。
「まあ、あの頃は、あんなに愛らしかった天使が、将来こんなエッチな子に育つとは、夢にも思わなかったけどな?」
会話をしている最中も、引っ切り無しにきゅんきゅん兄をさいなんでいた膣を、匠海が強く一突きしてくる。
「あん……っ え、えっち、じゃ……っ」
(えっちじゃないって、言い切れなくなってきてるのが、ちょっと……いやかなり、困りもの……)
「はは。大丈夫、ヴィクトリアのは可愛らしいエッチだからね」
「ホン、ト……?」
「ああ。ヴィクトリアの全てが大好きだよ」
そう囁いてくれた匠海は、もう我慢ならないと、妹を揺さぶり始めた。
膝頭を支点に、単調な出し入れでゆっくり匠海に馴染まされたかと思えば、
胸の前で両の太ももを揃えられ、物理的に狭まった膣にぬろりぬろりと大きさを覚えさせられ。
足首を掴み上げられて、大きく開いた脚の付け根をがんがん突かれたかと思えば、
何故か膣口に亀頭のえらを引っ掻けては、くぽくぽと敏感で狭い膣口を虐められた。
それらの全てに、「あんあん」と喘ぐしかないヴィヴィを、匠海は存分に堪能した様で、
「ほら、繋がってるところ見ながら、一緒にイこう」
そう色気を滲ませた声音で囁いた兄は、固めの枕を妹の腰の下に何個かかませた。