パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第50章 　 　 　

（あ、擦れちゃう……）

　恥骨の後ろの気持ちいいところをエラが抉るたび、ヴィヴィの細すぎる腰がびくびくと痙攣する。

「あぁ……んぅ……っ　は、あ、んんっ……」

「そう、いい子だ」

　甘い声でヴィヴィを褒める匠海は、掌でヴィヴィの白い太ももを、ゆっくりとさすり始めた。

（もっと、褒められたい……）

　何度も何度も、時間をかけて挿入を繰り返す。

　ゆっくりとした動きで擦られた膣の粘膜は、もう充分に潤いを湛えて充血し、どこを擦られても気持ちよかった。

　ヴィヴィの幼さが残る顔が、徐々にその卑猥な行為に陶酔したものに変わっていく。

（気持ちいい……お兄ちゃんの、大きいの……いっぱい入って、擦れて……）

「気持ちよさそうだな」

　匠海に顎の下を持ち上げられ、じっくりと自分の顔に視線が落とされる。

「やぁ……言わ、ない、で……」

　細い腰を戦慄かせながら、それでもゆっくりと自分の気持ちいいところを擦り付け、出し入れを繰り返すヴィヴィを、匠海が面白そうに見下ろしてくる。

（恥ずかしいのに……お兄ちゃんに見られて、笑われてるのに……腰、止まらない……っ）

　ちゅぶ、じゅぶ。

　少しずつ出し入れすることにより生まれる卑猥な音が、その速度を早くする。

「いいよ、ヴィクトリア、凄くっ」

「おにい、ちゃぁんっ……！」

　匠海の褒め言葉に、ヴィヴィが甘ったるくその名を呼ぶ。

「ほら、いい子にはご褒美だよ」

　そう言った匠海は、ヴィヴィの腰を右手で抱き寄せると、じゅぷりと大きな音を立て自分の腰を擦り付けた。

　ぴったりと重なり合う、兄妹の腰と腰。

　先ほどまで届いていなかった蜜壺の最奥を、匠海の亀頭がぐっと押し上げた。

「ひゃぁっ！？」

　ヴィヴィの白い喉が、驚きで細い声を漏らす。

　びくりと大きく跳ねたヴィヴィの右足を、匠海が左の掌で捉えて拘束した。

「お、兄ちゃ……っ、あ、あ、ぁっ　ふ、深……いっ」

　まるで無理やり捩じ込む様に最奥まで貫かれ、ヴィヴィは苦しそうに呻く。

「深い、じゃないだろう。こんなにいっぱい濡らして」

　匠海はそうヴィヴィを詰りながらも、ゆっくりと引き抜いてくれる。

「あぁんっ　あ、お兄ちゃ、ぁんっ　んっ、んん……っ　あ、ああぁんっ」