この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断の果実 ―Forbidden fruits― 第1部
第61章       

 膣壁を広げながら突き進んでいた亀頭の先が、こつりとその最奥を捕らえ、そこで止められる。

「全部入った。苦しいかい?」

「ちょっとだけ……。でもお兄ちゃんのだから、嬉しい」

 そう言ってにっこりと匠海の前で笑うヴィヴィに、兄は笑みを深める。

「じゃあ、いっぱい見せてくれ。ヴィクトリアの気持ちよさそうな顔」

「……え……?」

「えって。俺に見て欲しいんだろ? 自分がイくときの顔」

 匠海がそう言って、物凄く楽しそうに妹の目の前で嗤い、ヴィヴィは一瞬の絶句の後、悲鳴を上げた。

「……えぇええ――っ!?」

「さっき自分で言ったんじゃないか。『ヴィヴィの事見てくれないと、いや』って」

「そ、そういう意味じゃ……っ」

 ヴィヴィは自分が匠海に関してはエッチだと自覚はあるが、さすがにそこまではしたなくは、なりたくなかった。

「俺はそういう意味でとった。だから、存分に楽しませて貰うよ。ヴィクトリアのイキ顔」

(――っ い、イキ顔っ!? 嫌~っ!!)

 目の前で驚愕に目を見開いたヴィヴィににやりと嗤った匠海は、妹の腰を掴んだ手をゆっくりと動かし始めた。

 ヴィヴィは嫌々ながらも、振り落とされないようにしかっと匠海の首に縋り付く。

「いやぁあんっ あ、やめてっ ぁあんっ 腰、動かさないでぇっ」

「い・や・だ」

 匠海はそう言い切ると、面白そうにヴィヴィの腰を揺らす。

 その度にぐぷ、ぷちゅっと卑猥な音が兄妹の結合部から漏れ、ヴィヴィはそれにも羞恥を覚える。

「あっ ふぁああっ お、お兄、ちゃんっ い、いじわるぅっ ひやあぁんっ」

 ヴィヴィはそう口では抵抗するものの、自分の膣粘膜を厭らしく捏ね回してくれる匠海の昂ぶりには、あまりの気持ちよさに心酔していた。

「ああ……ほっぺ真っ赤だ。気持ちいいんだろ、目がとろんとしてきた」

「ぃやっ 言わないでっ 見ないでっ やぁああんっ あ、あっ ぁあっ」

「瞼がぴくぴくして、長い睫毛が震えてるな……」

「だめぇっ あぁああんっ み、見ないでっ ひゃううんっ あ、あぁんっ」

 何度も伝えられる自分の表情の様子に、ヴィヴィはいやいやと小さく首を振る。

 その度に金色の髪が背中でさらさらと揺れ、その毛先が皮膚に触れる感触にさえ、ヴィヴィは腰を震わせた。

/2774ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ