この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断の果実 ―Forbidden fruits― 第1部
第68章           

「ほら、ヴィクトリアの可愛い声……、お兄ちゃんに聴かせて欲しいな」

「……ぁ、ぁんっ ふぅ……っ お兄ちゃん、のっ ぁんっ」

 ベッドに突っ伏したヴィヴィから、くぐもった喘ぎが少しずつ漏れ始めた。

「俺の、なに?」

「ぁ……あんっ おにい、ちゃんのっ 凄いの……っ ああっ ぁんっ」

 まだ小さなヴィヴィの嬌声に、少しずつ甘さと艶が滲み始める。

「ああ、ヴィクトリアの喘ぎ声を聴いているだけで、興奮するよ」

 匠海は本当に興奮しているようで、ヴィヴィの腰を掴んでいる掌が、ぶるりと武者震いをした。

「あぁんっ おっきいのっ いっぱい……っ ぁあっ あっ あっ」

「ああ、俺のがいっぱい、ヴィクトリアの中で、いいところ擦ってるな?」

 匠海のその言葉に、ヴィヴィは顔の傍のシーツを両手でぎゅっと握りしめる。

「いいっ 気持ちいいのっ あ、あ、あっ もっとぉっ」

「もっと?」

 甘えた声音で身を捩るヴィヴィに、匠海が問いかけてくる。

「もっとそこっ、擦って? お兄ちゃんので、いっぱい、可愛がってっ?」

「ああ、厭らしいな、ヴィクトリアはっ いいよ、いっぱい突いてあげる。ここも、可愛がってあげようね?」

 匠海はその言葉と共に、二人の結合部に下から手を入れると、クリトリスを指の腹で潰した。

「ひぅううっ!? あっ やぁあんっ だめっ それっ だめぇ~っ」

 途端にヴィヴィが切羽詰まった声を上げ、細い腰を震わせる。

「どうして?」

「イっちゃうっ すぐにイっちゃうからぁっ あっ あ、あぁっ」

「いいよ、一回イきなさい」

 匠海のその言葉に、ヴィヴィは顔だけ捩り、後ろの匠海を見上げた。

「やぁ……っ お兄ちゃん、一緒にイって? ヴィヴィの中、いっぱい出してっ?」

「そんな可愛い事言って。おねだりしてくれて嬉しいよ」

 突き上げるスピードを落とした匠海が、いい子だと褒める様に、腰を掴んでいた掌で、ヴィヴィの敏感な内太ももを下から撫で上げていく。

 その掌の動きひとつにも、ヴィヴィの膣粘膜はひくついて喜んだ。

「じゃあ、一緒に、イってくれる……?」

「また後でたっぷり注ぎ込んであげるから、イっていいよ」

 そう言って微笑んだ匠海の表情からは、隠しおおせていない欲情した色が滲み出ていた。

/2774ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ