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仮面男子は彼女を愛す
第3章 アモール・ヴェルダデーロのマスク
「とりあえず、電話で言ってた用件は済んだな」と思い、リビングに戻ると、そこには既に母と玲奈がテーブルの前に座って2人でテレビを見ながら話をしていた。
母の手には、お煎餅も握られている。
「それじゃあ、なぁに? 玲奈ちゃんの事ほったらかしで、仕事ばかりしてるのね」
「ふふふ、そうなんですよ。ひどいでしょ、真守ったら……」
「なんだよ、2人とも。人の悪口言って」
「悪口じゃないよ、おばさんに愚痴を聞いてもらってるだけ」
玲奈は笑いながら言う。
母の手には、お煎餅も握られている。
「それじゃあ、なぁに? 玲奈ちゃんの事ほったらかしで、仕事ばかりしてるのね」
「ふふふ、そうなんですよ。ひどいでしょ、真守ったら……」
「なんだよ、2人とも。人の悪口言って」
「悪口じゃないよ、おばさんに愚痴を聞いてもらってるだけ」
玲奈は笑いながら言う。