パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第10章 ホテル隔離

「あぁ…やはりそうですか…」
「あの…ｹﾎｹﾎ…どうしたんですか？」
「インフルエンザですよ。」

医師から聞かされたのは思いも寄らない言葉だった。

夏…いや、秋にだ。インフルエンザ？
まさか…インフルエンザとは冬のものではないのか…？

そんな疑問を持ったことに気付いた医師は切り出した。

「インフルエンザは毎日毎季節あるんだよ。年中ね。ただ乾燥具合だったり気温だったりが関係して国内の通常流行時期が冬だと言うだけなんだ。結果は間違いなく陽性を示している。仕事も休んで１週間後また顔をだして？」

そうして処方箋を貰った黒野。いったんは屋敷に戻ることにした。