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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第2章 6歳の誕生日
「さっき新田さんにも話したんだけどのん君にお手紙貰ったんだよ!」
「…ほぅ。それで?」
「『おたんじょうびおめでとう。だいすき』って!」
「それは良かったじゃないですか。」
カチッとドライヤーを切る黒野。振り返り『ありがとう!』と伝えた愛良を見て持ってきた箱を渡した。
「開けて良い?」
「はい。どうぞ」
そうして丁寧にリボンを解き箱を開けたとたんに愛良は嬉しさの余りに黒野に巻き付いた。
「クロ!…ありがと…クロが選んでくれたの?」
「はい。何がいいのか随分と迷いましたよ。」
「可愛い!私ね、こういうお姉さんみたいな服ずっと欲しかったの。」
「…ほぅ。それで?」
「『おたんじょうびおめでとう。だいすき』って!」
「それは良かったじゃないですか。」
カチッとドライヤーを切る黒野。振り返り『ありがとう!』と伝えた愛良を見て持ってきた箱を渡した。
「開けて良い?」
「はい。どうぞ」
そうして丁寧にリボンを解き箱を開けたとたんに愛良は嬉しさの余りに黒野に巻き付いた。
「クロ!…ありがと…クロが選んでくれたの?」
「はい。何がいいのか随分と迷いましたよ。」
「可愛い!私ね、こういうお姉さんみたいな服ずっと欲しかったの。」