この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第26章 ブランコの約束
それは前日に愛良が母から聞いた事だった。確かに園内で【奥様ごっこ】が流行っているのは事実だ。とはいえ…
これで全て繋がった…
昨日の夜のアルミホイルの行方…
黒野を遠ざけた意味…
いろんな事を聞いてきた事…
そして…
聞かされたばかりの告白の意味…
そう。キャラメルの箱の中には歪すぎる円形のアルミホイルの指輪があった。口元を手で覆い言葉が出ない黒野。そんな黒野に上から見つめたまま愛良は続けた。
「ゆーとに…私が大人になるまで待ってて欲しいの。それでね?」
言い掛けた愛良の唇を不意に指で塞ぎ抱き寄せた黒野は耳元でそっとささやいた。
これで全て繋がった…
昨日の夜のアルミホイルの行方…
黒野を遠ざけた意味…
いろんな事を聞いてきた事…
そして…
聞かされたばかりの告白の意味…
そう。キャラメルの箱の中には歪すぎる円形のアルミホイルの指輪があった。口元を手で覆い言葉が出ない黒野。そんな黒野に上から見つめたまま愛良は続けた。
「ゆーとに…私が大人になるまで待ってて欲しいの。それでね?」
言い掛けた愛良の唇を不意に指で塞ぎ抱き寄せた黒野は耳元でそっとささやいた。