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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第5章 約束
「そんな顔シていないで下さい。」
「……プゥ」
相変わらず頬を膨らませたまま俯いている愛良。その愛良の体の前に左腕を出してシートに付き右手で顎を持ち上げた黒野。
「こっち見て?」
「…クロ……?」
そっと顔を近付けた黒野。そのまま柔らかく、ただ触れるだけのキスを交わした。
「…チュ…」
「……ン」
そっと離れ額をコツンと当てると低さの中に甘さを持った声で囁いた。
「本当だ、子供じゃない…」
「クロ?」
「…どうしたら笑ってくれますか?」
「…クロ…ずるいよ…」
吐息が重なる距離で見つめ合う2人。黒野の眼鏡に手をかけるとそっと愛良はそれを外した。
「……プゥ」
相変わらず頬を膨らませたまま俯いている愛良。その愛良の体の前に左腕を出してシートに付き右手で顎を持ち上げた黒野。
「こっち見て?」
「…クロ……?」
そっと顔を近付けた黒野。そのまま柔らかく、ただ触れるだけのキスを交わした。
「…チュ…」
「……ン」
そっと離れ額をコツンと当てると低さの中に甘さを持った声で囁いた。
「本当だ、子供じゃない…」
「クロ?」
「…どうしたら笑ってくれますか?」
「…クロ…ずるいよ…」
吐息が重なる距離で見つめ合う2人。黒野の眼鏡に手をかけるとそっと愛良はそれを外した。