この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
エブリデイ
第4章 欲しいの……

「これから先こと、どう考えているの?」


「これから……って?」


「私たち、の……こと」


「僕たちの、これから?」


「そう、よ……」


 勢い切り出してみたものの、あまりにも釈然としない彼との会話。この後に及んで回りくどい自分の言葉に、私自身が激しく苛立っていた。

 そんな最中、彼の口にした一言が、私の琴線に触れる。


「うーん……僕は今が幸せだと思うから……これからも、律子さんと二人で」


「二人で?」


「う、うん……」


「二人で、ずっと――眞也さんは、本当にそれでいい?」


「え……?」


「本当は子供が欲しいって、そう思ってるんじゃないの?」


 私はキッと彼を睨みつけると、その様に迫っていた。


/254ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ