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桜舞うあの日のままで
第2章 春休み
「そこで、勝負しないか? 『負けた方が、勝った方の言うことを何でも聞く』ってことで」

「いきなりどうしたの?」

「だって、こういう勝負をしておけば、やる気も違ってくるだろ。俺たちは受験生なんだし、ダラダラ過ごしているとヤバイぞ。泣いても笑っても、受験本番まで一年を切っているんだからな」

 悠の言う通りだと、風香も理解していた。

 そして、悠が密かに風香を気遣って、「二人ともヤバイ」という感じで言ってくれていることも。

 悠の成績なら、よほどのことがない限り、大抵の大学には無事合格できるだろうということは、風香には重々分かっていた。

 だが、風香は違う。

 風香の成績では、油断してサボっていると、平均的なレベルの大学ですら合格が危うくなってくるということを、風香自身もしっかり自覚していた。




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