この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜舞うあの日のままで
第10章 旅立ちの朝、舞い散る桜
「あと数分で、電車が来るな」

「うん……」

 風香は思わずうつむいた。

「風香……。俺もまたすぐメールするから、風香も連絡くれよ」

「もちろん……! 到着したら、落ち着いてからでいいから連絡してね。心配だから……」

「ありがとう。約束するよ」

 二人の間を、桜の花びらと共に一陣の風が吹き抜ける。

 ホームには二人以外にも、たくさんの人々がいて、中にはおしゃべりをしていた人もいたのだが、風香の耳には悠以外の人の言葉は届かなかった。

 ふと、悠が風香を見ながら言う。




/286ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ