この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜舞うあの日のままで
第10章 旅立ちの朝、舞い散る桜
 悠はおもむろに電車へと乗り込むと、すぐにホームの風香の方を向く。

 風香はもはや溢れ来る涙を抑えきれず、ハンカチを目に当てていた。

 そんな風香に向かって、悠が悲しさと寂しさを隠しきれない表情で「じゃあな」と言う。

 風香が「またね」と返した瞬間、ドアが閉まった。

 風香にとっては無慈悲にも感じる素早さで。

 悠は寂しげな微笑と共に、風香に手を振る。

 風香もハンカチで目じりを拭いながら、空いている方の左手で手を振った。




/286ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ