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Self-pleasures
第3章 瑛二と私
いつの頃からか好きになっていた。瑛二はいつも私の側にいた。
子供が寝静まった後、こっそり始まる愛の営み。

「レナとは毎日してたい。もし子供も義母もお手伝いさんもいなかったら、食事、風呂、トイレ意外お前をベッドからおろしたく無いくらいだ。」

瑛二が言った。母が子供達と数日間瑛二の実家にお呼ばれして泊まる事になった。新婚でも子育てに忙しい私達の為に両親が仕組んだふたりきりの生活。その計画を聞き、瑛二君は
「絶対仕事休む!レナが家に一人なんて勿体無い状況を見逃せない。」と言い,上司にまで子作り宣言をして堂々と休みを貰って来たと言うから恥ずかしい。
「病院へ行っても恥ずかしくてご挨拶出来なくなるでしょう。」
私は恥ずかしさに赤くなった。

「でも,教授も"あの奥さんだったらわからなくも無い。頑張れ!"って送り出してくれたぞ。」

…ダメだ…色ボケしてる。

「色ボケ一応医者。」

私は笑った。

「称号が増えた自分を褒めたい。俺スゲ〜。」

…重症だ。

それに合わせて家政婦にもお休みして貰い,正真正銘の二人っきり♪
瑛二は休む前からクリスマスを待つ子供の様に、はしゃぎ、カウントダウンを始めていた。カレンダーにはハートマークをつけるものだから,家政婦達にもバレバレだった。「それだけ旦那様が奥様を愛していらっしゃるって事ですよ。」と笑って大人の対応をしてくれた。毎週の様に遊びに来る,悠木にも,邪魔すんなとわざわざ連絡を入れる始末。

…色ボケバカ…怖いもの無し。

「本当はエッチ部屋作りたい…色んな道具揃えて。」
瑛二は半ば本気だったので私は慌てて止めた。

「では…ごゆっくり。」
母は意味深な笑いを浮かべ、子供達に玄関で靴を履かせていた。
「はい。一生懸命頑張ります!」と瑛二は笑って言った。
「お父様 何を頑張るの?」子供達が不思議な顔で聞いた。
「お父様は、お母様を頑張って愛す!」
「ふーん。お父様頑張ってね。真啓も応援するから。」
と子供が真顔で返した。
母は大笑いしていたが、これには流石に私も怒った。
(ちょっと…真啓も怜もお義父さんに言っちゃうわよ…恥ずかしい。)
肘で小突いた。

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