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恋人宣言
第4章 と
三浦さんの希望通り、赤レンガの夜景を見て
観覧車に乗った。
「凄いな。宝石箱みたいやなぁ~・・・」
キラキラ輝く横浜桜木町の夜景を熱心に見ながら三浦さんが言った。
「私も夜に乗るのは初めて」
直哉と一緒に来たかったな~
一緒にいる三浦さんには失礼だけど。
本当にきれいな横浜港の夜景を見てそう思った。
「葵ちゃん、いま、俺が隣やなくて彼氏やったら。って思ったやろ?」
「・・・・・」
「なんで遠距離って嘘ついてんの」
お互いに、外の景色を15分間、1秒たりとも見逃すもんかと
ワクワクしながらじっと見ながら、私は直哉との話した。
「なるほどな」
面白そうに笑う三浦さんは
「上手くいってんの?」
もうすぐ地上につく寸前に聞いた。
「そこそこですね」
その返事に大きく笑って、
「万が一、上手く行かへんようやったら、神戸の俺、思い出して」
なんてかっこいいことをサラリと言う。
いい男だな。
そう思っていたら、私たちの乗った観覧車が
15分の夢の旅から地上に舞い戻った。
観覧車に乗った。
「凄いな。宝石箱みたいやなぁ~・・・」
キラキラ輝く横浜桜木町の夜景を熱心に見ながら三浦さんが言った。
「私も夜に乗るのは初めて」
直哉と一緒に来たかったな~
一緒にいる三浦さんには失礼だけど。
本当にきれいな横浜港の夜景を見てそう思った。
「葵ちゃん、いま、俺が隣やなくて彼氏やったら。って思ったやろ?」
「・・・・・」
「なんで遠距離って嘘ついてんの」
お互いに、外の景色を15分間、1秒たりとも見逃すもんかと
ワクワクしながらじっと見ながら、私は直哉との話した。
「なるほどな」
面白そうに笑う三浦さんは
「上手くいってんの?」
もうすぐ地上につく寸前に聞いた。
「そこそこですね」
その返事に大きく笑って、
「万が一、上手く行かへんようやったら、神戸の俺、思い出して」
なんてかっこいいことをサラリと言う。
いい男だな。
そう思っていたら、私たちの乗った観覧車が
15分の夢の旅から地上に舞い戻った。