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恋人宣言
第6章 言
「青木さんの彼女はやきもち妬きだって」
「葵、心の中じゃいつも俺と真実ちゃんにやきもち妬いてんだぜ」
「え!本当ですか!伊藤さんっ!私は青木さん狙いじゃないですよ」
真実ちゃんも・・・
そこまで乗せられなくていいから・・・
「彼女が青木さんにべたぼれって言うのは・・・」
「言うのは?」
「それはいいです。納得しました」
納得したの?
私もおかしくなって苦笑いした。
「お二人は何だかんだ言って今までも仲が良かったですもんね」
「真実ちゃん、もう葵を合コンに誘うなよ」
そう言ってウインクする直哉に真実ちゃんはコクコクうなづいていた。
「その指輪。似合ってるよ。葵」
こ、ここまであからさまに公にするとは思っていなかった・・・
苦笑いしか返せない私に森川課長代理が
「伊藤。朝イチでアポ入ってるんだよな。行ってこい」
と、助け船を出した。
は、恥ずかしくてこのままここに居られない。
「行ってきます」
直哉は部署異動するかもしれないけど
私はこのまま、この部署なのよ!
「ここは俺に任せろ」
そう笑った直哉が、楽しそうに見えた。
その後ろで森川課長代理が苦笑いをしていた。
「葵、心の中じゃいつも俺と真実ちゃんにやきもち妬いてんだぜ」
「え!本当ですか!伊藤さんっ!私は青木さん狙いじゃないですよ」
真実ちゃんも・・・
そこまで乗せられなくていいから・・・
「彼女が青木さんにべたぼれって言うのは・・・」
「言うのは?」
「それはいいです。納得しました」
納得したの?
私もおかしくなって苦笑いした。
「お二人は何だかんだ言って今までも仲が良かったですもんね」
「真実ちゃん、もう葵を合コンに誘うなよ」
そう言ってウインクする直哉に真実ちゃんはコクコクうなづいていた。
「その指輪。似合ってるよ。葵」
こ、ここまであからさまに公にするとは思っていなかった・・・
苦笑いしか返せない私に森川課長代理が
「伊藤。朝イチでアポ入ってるんだよな。行ってこい」
と、助け船を出した。
は、恥ずかしくてこのままここに居られない。
「行ってきます」
直哉は部署異動するかもしれないけど
私はこのまま、この部署なのよ!
「ここは俺に任せろ」
そう笑った直哉が、楽しそうに見えた。
その後ろで森川課長代理が苦笑いをしていた。