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第2章 閉ざされた門

「それじゃその…これから用事があるので失礼します」


琉牙と視線を合わせないように急いで倉庫から出た


変な気持ち……


路地から出て腕時計を確認する



「やっ……」




やばい。 面接の時間まで20分を切っていた

そんなに長居はしてなかったはずなのに

この場所から面接会場までは15分ほどかかる

10分前には着いていたかったのに、
飛んだ道草を…


「走る…か…」


人目を気にせず思いっきり走った