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どうか、私を愛してください。
第15章 幸せが崩壊する音。。。
「誠二叔父さん!お母様は?」



永一の部屋に行くと本棚には本がビッシリ並べられていて
参考書にまぎれて経営の本もある。
この年で、本当に兄さんの跡を継ぎたいと必死なんだ。



「大丈夫。疲れたみたいだから寝てしまったよ。もうすぐお父さん帰ってくるから…」



「叔父さん帰っちゃうの…?」



帰ろうとする腕を捕まれてそんな風に言われたら……
息子に言われて動揺しないはずがない。



「男なんだから、お前がお母さんを守るんだ。」



「……はい。」









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