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どうか、私を愛してください。
第17章 最初で最後のラブレター
「美緒、これを受け取って。」
「これは……?」
「最初で最後のラブレターだよ。」
封筒の中に入っていたのは離婚届
すでに誠一のサインが記入されている。
「でもっ……」
永一と一緒にいたい。
誠二さんとも一緒にいたい。
でもこの家を出たら永一の夢は叶わない。。。
「大丈夫、永一を後継者として今度の土曜日に指名する。」
「え…?」
「永一を指名してサインしたらもう覆ることはない。俺も小学生の時に指名されたんだ。」
「誠一さん…っ……」
誠一さんは誠一さんなりの愛がちゃんと伝わってくる。
だからこそ辛くて、何も返せなくて――
「これは……?」
「最初で最後のラブレターだよ。」
封筒の中に入っていたのは離婚届
すでに誠一のサインが記入されている。
「でもっ……」
永一と一緒にいたい。
誠二さんとも一緒にいたい。
でもこの家を出たら永一の夢は叶わない。。。
「大丈夫、永一を後継者として今度の土曜日に指名する。」
「え…?」
「永一を指名してサインしたらもう覆ることはない。俺も小学生の時に指名されたんだ。」
「誠一さん…っ……」
誠一さんは誠一さんなりの愛がちゃんと伝わってくる。
だからこそ辛くて、何も返せなくて――