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どうか、私を愛してください。
第17章 最初で最後のラブレター
「あともう少し、待っていてくれるか?」
「……誠一さん、本当にごめんなさい。そして、ありがとう……」
「永一と誠二と暮らす部屋を用意したから。そこだったらきっと追ってくる人達はいない。」
「でも……誠二さんには円花さんが…」
愛しているとは言われたけど
円花さんと結婚するために帰国したから……
「美緒、君には黙っていたけど…誠二は美緒と永一を迎えに来るって言っていたんだ。」
「え……?」
「ただし、永一が20歳になったときに迎えにくると。」
「それは……やっぱり円花さんに出会って気が変わったんじゃ……」
「誠二はそんな男じゃないよ。愛しているのは美緒だけ。」
「……誠一さん、本当にごめんなさい。そして、ありがとう……」
「永一と誠二と暮らす部屋を用意したから。そこだったらきっと追ってくる人達はいない。」
「でも……誠二さんには円花さんが…」
愛しているとは言われたけど
円花さんと結婚するために帰国したから……
「美緒、君には黙っていたけど…誠二は美緒と永一を迎えに来るって言っていたんだ。」
「え……?」
「ただし、永一が20歳になったときに迎えにくると。」
「それは……やっぱり円花さんに出会って気が変わったんじゃ……」
「誠二はそんな男じゃないよ。愛しているのは美緒だけ。」